【本当は教えたくない】YouTubeで採用をするための具体的戦略情報をプロが解説

現代の企業採用活動において、YouTubeはますます重要な役割を果たしています。ストーリーテリングの力を活かし、企業は魅力的な動画コンテンツを投稿、ファン化や企業の魅力に気づき、働きたいと応募して優秀な人材を獲得する企業も増えています。私はYouTubeから採用をする企業の専属アドバイザーとして20社程度サポートをし、目標達成をサポートしてきました。本記事では、今日から始めることのできるYouTubeを活用した具体的な採用戦略について紹介します。

目次

その1.企業の顔となる出演者を用意する

多くの企業は、会社の魅力やブランドを知ってもらうために、イメージビデオや企業説明動画の作成をするでしょう。
しかし、これは大きな間違いです。多くの場合、まずはそのような動画を見てもらうための動機が必要ですが、その動機なくいきなりユーザーにアプローチをしているパターンがとても多く見受けられます。

まず、間違いなくこのパターンは失敗するでしょう。

このパターンの成功例としては、大企業が会社説明のためにPRビデオを作成し、すでに興味を持っている希望者に向けて発信することで成り立ちます。

ですが、希望者を増やすための戦略効果はこのような手法では成り立ちません。
YouTubeを活用し、新規希望者の母数を増やすことが目的となる場合は、企業の顔となる出演者を用意しましょう。

メイン出演者を用意し動画を制作することで、新規で動画を見たユーザーには「どんな人が働いているの会社なのか」という具体的イメージが伝わりやすく、出演者にファンもつくことで、説得力や憧れのような形で応援するユーザーを獲得することができます。

まずは、出演者を知ってもらい、その次に企業に興味を持ってもらいましょう。

その2.出演者を認知してもらう

出演者を用意したら次にその出演者を多くのユーザーに「認知」してもらう必要があります。ここで言う認知とは、YouTubeを視聴するユーザーに知ってもらうことを指します。どんな人がどんな企画の動画を発信しているのかを知ってもらうことで、ファンになってもらう視聴者母数を増やすことに繋がります。

多くのインフルエンサーもそうですが、視聴数=ファンとは限りません。約8割の視聴ユーザーは、ファンでもなくアンチでもない、興味もないユーザーと考えても大丈夫です。実際に私が担当しているYouTubeチャンネルの多くは、約9割の視聴ユーザーがチャンネル登録やフォロー、コメントをしていません。

このことからも、ファンになってくれるユーザーは全体のユーザーの1割にも満たないことが多いでしょう。また、ファンではあっても必ずしもチャンネル登録などの行動をしないことがわかります。

まずは多くのユーザーに認知をしてもらい、その中の1割の人にファンとなる行動をしてもらいましょう。

その3.出演者のファンとなってもらい、より企業に興味を持ってもらう

実際にファンが増えたタイミングで、企業色のあるコンテンツを出していきましょう。と言うのも、最初から企業色を出して出演者が動画を投稿する場合、ユーザーは企業のために動画を作っているんだと思ってしまいます。実は視聴ユーザーの多くは、企業色のあるコンテンツを嫌う傾向にあります。

そのため、最初から企業色を出すのではなく、ある程度ファンが増えたタイミングで企業も絡めた動画コンテンツを自然と入れていくステルス作戦が必要なのです。

また出演者のファンは、よりその出演者のことを知ろうと行動します。「この人が働いている企業を知りたい」など。
そのようなプロセスを踏んでようやく企業についても興味を持ってもらえるのです。

このように、視聴者ファンにゆっくりとどんな企業でこの人が働いているのか、そしてその企業のことを知ってもらい、事業に興味を持ってもらうように、信用度と認知度を徐々に上げていきましょう。

その4.採用情報はメインコンテンツとしない

出演者のファンが増え、企業のことも認知してもらったタイミングで、採用情報や求人募集の動画コンテンツを制作しましょう。視聴者はすでにコンテンツから企業風土を認知し、出演者の人と働きたいという感情にあります。

しかしここで注意することは、採用情報コンテンツをメインコンテンツとしないということです。採用に関連するコンテンツで溢れかえったり、前述のようにPR動画などを投稿してしまうと、チャンネルのメインコンテンツがブレる恐れがあります。YouTubeの性質上、ユーザーが求めていないコンテンツを投稿することで、ファンではない8割〜9割の視聴者が離れる恐れがあります。あくまでも求人動画はサブコンテンツとして、投稿本数を少なく定期的に1本投稿する程度の頻度が良いでしょう。

その5.採用者が働いてる様子を投稿してみる

実際に採用過程に進み、採用者が出た場合に、採用者に密着したコンテンツを投稿することは良いでしょう。働いてみたいというユーザーがいたとしても、そこから応募に進む行動までするのは、働いてみたいという感情を持っているユーザーの全てが応募をするわけではありません。もちろん不安や実際のところを働いてみたいと考えるユーザーは気にするでしょう。

そのため採用者が実際に働いてる姿に密着して紹介するコンテンツはとても効果的だと考えます。もちろん、メイン出演者が紹介する形というのは崩してはいけません。こちらもあくまでもサブコンテンツとして、実際に採用されたらこんな働き方ができるというリアルを発信しましょう。

実際に採用されて働いている人が、どのように感じているのか、働いてみたいと考えるユーザーに具体的なイメージを持ってもらうことで、さらに採用募集が増えることでしょう。

まとめ

YouTubeを活用した具体的な採用戦略として、ご紹介したような順を追った念密な計画と実行が必要です。

VideoPRでは、このような採用戦略の形と実行ができるノウハウを兼ね備えており、1年間じっくりとYouTubeチャンネルの設計をサポートしています。YouTubeで1番の失敗例は「継続をしない」ことです。私たちは継続を軸に2000以上あるデータを活用し、月に1万円以下であなたの企業の専属コンサルタントがサポートします。

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